居抜き入門

居抜き物件を契約するまでの流れについて

商売を始めるにあたり、居抜き物件を契約するまでの流れをし知っておきましょう。まず、始めたい商売の店舗にあう物件を探し、その物件を扱っている不動産会社に問い合わせます。対象の物件がまだ空いているなら、詳細の情報をもらって確認し、条件が合えば、実際に見るための日時を伝えます。物件を実際に目で見て、外部と内部が条件に合っているかを確認します。

また、設備容量や、什器、備品、看板範囲、契約書類や権利関係の確認もします。条件に合う物件であれば、契約を申し込みます。申し込んだあとは、申し込んだ方の信用調査が行われます。契約締結後に、設備などにトラブルがないかを専門業者に確認してもらいます。電気や水道、ガスや排水、空調機などの譲渡物品を確認します。貸し主の承諾が得られたら、契約金を支払います。

そしていよいよ開店準備に入ります。開店準備に時間がかかってしまっては、せっかくの居抜き物件の利点を活かせないので、酒屋や食材卸業者、広告業者などの必要な業者を契約する流れの中で、決定しておくことが大切です。開店準備には、不足している備品の購入、陳列、従業員の募集と育成なども含まれています。居抜き物件の契約をスムーズに行う為にも、同時に開店準備を進めていきましょう。