居抜きの基礎知識とお店のコンセプトを明確にする必要性について

居抜きの基礎知識として、居抜き物件とは何か、居抜き物件のメリットそしてチェックポイントを紹介します。居抜き物件とは、店舗内の設備が残っている状態の物件のことをいいます。店舗設備が全て整っていてすぐにでも開店できる物件もあります。しかし、中には内装だけ残っているものや、厨房だけ、あるいは空調設備だけ残っているものも居抜き物件として扱われることがあります。

居抜き物件のメリットとしては、新規に店舗をつくるよりも費用を安く抑えることができる点やオープンまでの日数を短くできる点です。例えば、飲食店の場合で厨房が残っていれば、その厨房をそのまま使うことが可能です。新しく厨房を作る必要がないので、その分の工事の日数を減らすことができます。一方、チェックポイントとしては、内装設備をそのまま使用できるのか、使い勝手は良いのかを確認する必要があります。内装設備をそのまま使用できれば問題ありませんが、使い勝手が悪かったり、修理が必要な場合は、その分の工事の費用がかかることになります。また、以前の店舗がなぜ閉店したのかをリサーチしておく必要があります。

もし、以前の経営者と同じような内容のお店を出した場合、自分も同じように閉店する可能性が高いからです。出店したいお店のコンセプトにあった立地なのか、内装設備は適しているか検討する必要があります。

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