居抜き入門

居抜きだと店舗レイアウトに限界?

同業他社の既存店舗を使用する居抜き物件で気なることがいくつかあります。そのうちの一つが「居抜きだと店舗レイアウトに限界が・・・」あるのではないかという点です。レイアウトへの気になることとは、その店舗のカウンター、イス、テーブルの位置、壁外の色やデザイン、証明の位置・明るさ、インテリアなど数多くの部分が似てしまうことにあります。

それは、居抜きのメリットである既存店舗や冷蔵・冷凍庫、シンク、調理器具、コンロ等をそのまま利用できることに対するデメリットと考えることもできます。その対策として、イスやテーブルの位置替えやテーブルクロスの使用、壁紙の張替え、インテリアを変える、証明の位置・明るさを変更するなどや、造花をつかった観葉植物で仕切りを作るなどが考えられます。

また、既存店舗についていた常連客に継続的に利用してもらいたい場合なら雰囲気をできるだけ変えないという選択肢もありますし、ガラリとイメージを変えることもできます。これらのレイアウトを変更するかどうかは店舗戦略によることになりますが、多くの場合は販売・提供する商品に合わせてレイアウトを加えることが多くなっています。さらに、双方ともにラーメン店等の場合は多くをそのまま利用して一部だけを変更することもあります。